ミシン修理

ミシン修理日記(68)ブラザーミシン<コンパルL ZZ3-B840>

今回はブラザーミシンの<コンパルL ZZ3-B840>です。(現行の同性能機種ではソレイユ100A、上位機種はコンパル1500Qです

このコンパルLは当時(80年代中盤~後半)ヒット商品で、ひらがな、ローマ字の<文字縫い>機能搭載の初心者~中級者向けの使いやすい機体です 🙄

*弘前ブラザーではソレイユ・コンパルシリーズの展示販売、試し縫いも出来ますよ 🙄

事前に伺っている症状として

●上糸が引っかかる感じがする

●プーリーが重い

です。

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上糸の引っ掛かりに関してですが、上の2枚の写真がお預かりした段階の上糸かけの状況です・・・・💦

お気づきですか? |д゚)

写真左は上から糸が出てますね、本来は<糸は下から出る>が正しいんです (; ・`д・´)

写真右は・・・・何故か下糸巻の金具にかけてから、本来のフックに掛かっていますね(ToT)/~~~

後は糸自体も古い感じがして、ブツブツと切れやすい状態でした💦

これだと上糸も引っかかる感が出ます、糸通しとは正しくしましょうね、序でに糸と針は生地に合わせ、適正なものを使用してくださいね~(T_T)

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プーリの重さに関してですが、(写真左)針棒クランクに糸絡みがありました 😯

 

 

 

余談ですが、このコンパルLはカバーの外し方が他の機種と違い(同じコンパルシリーズとも違い💦)後ろを外さないと正面のが外れない(;´Д`)

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しかも、リア・フロントカバーともに外す際は<横にスライドさせないと>外れない~(T_T)/~~~

ブラザーには珍しく<隠しネジ>的なネジがあるし・・・普段の感覚で臨むと四苦八苦していたでしょう💦

幸い、修理一筋40年の修理マスターがいましたので、迷わず出来ました(^^♪

お買い上げが1985年と30年でしたので、内部清掃をしっかりとし、固着はなかったものの、錆が若干ありましたのでクリーニングし各主要部分への注油後、仕上げに外装とミシンカバーのクリーニングで修理完了です 🙄

他社含め家庭用・職業用・工業用ミシンの修理等、青森県内(秋田県北部・岩手県北部)のミシン修理は弘前ブラザーにお任せください。 詳しいお問い合わせはTEL0172-27-5291まで 

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