久しぶりの本業刺繍です💦
今回の依頼は我が郷土、津軽藩を統治していた津軽家の家紋<津軽牡丹>ですヽ(^o^)丿
元々牡丹は中国原産の花で、富貴長寿のシンボル、百花の王として愛されました。唐との文化交流により日本に伝来しましたが、そのゴージャスな美しさから早速日本でも栽培され、平安貴族の詩に詠まれたり、衣服の文様として盛んに用いられました。公家の近衛家の正紋として、江戸時代には菊、桐、葵の紋についで権威がありました。
津軽家(開祖津軽為信公)は<卍>・<錫杖>紋を使用していましたが、戦国時代近衛氏と津軽氏の娘との間に生まれた男子が家督を継いだといい、それを根拠に為信は源姓から藤原姓に替え、家紋も「牡丹」を用いるようになり、その牡丹紋を変形させたのがこの「津軽牡丹」と称されるそうです。
データー作成は<刺繍プロ10>にて(^^♪
前回の<向い蝶>同様に細かい💦
(写真左上・右上)各パーツを<閉じた線(直線)>と<閉じた線(曲線)>で
葉脈?隙間部分は気持ち広めで作成します(実寸サイズで縮小した際、隙間部分がくっついてしまうので💦)
(写真左)ピンク部分が作成した箇所です🎶 この作成部分を<複製>・<反転>しますヽ(^o^)丿残りの花部分と茎を作成してデーター完了です🎵
ネーム用刺繍ミシン<VR100>(上位機種ではPR655・PR1000e)で刺繍します
今回の家紋のサイズは約縦95.5mm×幅94.3mm 針数は16,987針、所要時間( 400/spm )は約42分でした(最高速の場合は約20分です)
*VR100の最高速度は1000/spmです今回は最低速度の400/spmで縫製しました。
☆家紋・校章・命名等、刺繍の詳しいお問い合わせは
TEL0172-27-5291まで
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