今回はブラザーミシン 業務用刺繍ミシン＜PR６２０＞（現行機種はPR６５５です）
学校・企業などの制服へのネーム刺繍専用の職業ミシンです 🙄
事前に伺っている症状としては
●糸切が出来ない
●上糸が切れやすい
です。
糸切が出来ないに関しては、（左写真中央部にある）糸切り歯の位置ずれがありました。
恐らく、お客様がメンテナンス時に工具が糸切り歯に当たったのが原因？
（内部は今まで見た中で新品？と思えるくらい一番綺麗でした 😯 小まめな清掃ありがとうございます ）
普段ならば、これで糸切機能が復活するのでしたが・・・・・・直ってない!!
思案の結果、外装パネルを外し（写真左）、糸切機構の心臓部を確認すると・・・
ギアのズレを発見（写真左）、歯車が１つでもズレると正常に作動しなくなることもあります 😥
要因としては糸切動作の際に糸切機構のどこかに引っ掛かりが発生し、力（負担）が掛かりすぎてズレたものと思われます。
折角、外装を外したので、主要箇所・ギアに注油しました
上糸が切れやすいに関しては、糸切の修理が終わって再度確かめたのですが・・・・症状が出なくなりました 😯
総合的な部分での糸への負担が正常にもっどったと思われます。
家庭用ミシンもそうですが、縫っているときに音が変わるのはどこかに負担が掛かっていいるのです 🙁
勿論、多少ならば大丈夫ですが、負担が大きいと故障の原因にもつながります。 よくある事例ですと生地の厚さや素材によって針や糸、押え圧やスピード調整を行わずにそのまま縫ったりしていると・・・・ 😥
何事もマメさが大事なんですね 😐
他社含め家庭用・職業用・工業用ミシンの修理等、青森県内（秋田県北部・岩手県北部）のミシン修理は弘前ブラザーにお任せください。
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