今回は二回目の登場の昭和最後の名機ブラザーミシン<テンディB778>です(前回はミシン修理日記(3))前回は<赤い彗星>と勝手に命名したので今回は、白と言えばやはり・・・<白狼>と命名します 😆
・・・さてと、仕事します 😥
現行機種で同性能はコンパル700/コンパル900です
事前に伺っている症状では
●針が常にバッグした状態
●動きが鈍い
●ガチャガチャ音鳴りがする
●糸切れしやすい
でした。
糸切れに関しては内釜の劣化(写真右上/真ん中のボッチが外れていたのと針の貫通痕がありました)が要因と思われ、清掃と注油にて対応しました 😕
針がバッグの状態に関しては、送り歯機構の中でバッグを司るギアとそれを動かすバネが不具合を起こしていました。
余談ですが、他の機種と違いテンディシリーズは修理泣かせです(特にB776・B777・B778)外装の取り外しも独特ですし、電装基盤は下部に部分に集中しています(写真左下)ので外すのに一苦労しました :-( その分、組立後の動作点検で合格した時の嬉しさもUPします 😛
今回は下部機構全体の清掃・注油とギア&バネの再調整を行いました。
最後に外装を綺麗にして修理完了しました 😀
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